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テレビドラマ「嘘の戦争」にみる、「バックアップの大切さ」

もとSMAPの草なぎ剛さんが主演する「嘘の戦争」というドラマを毎週見ております。
昨夜の回は、草なぎさんが持つ、非常に重要な「音声データ」が、仲間の裏切りにより、消去されてしまう、というのが大事な展開となっていました。

この時の「音声データ」は、「主人公のノートPCの中」「クラウドサービスの中」「スマホの中」「金庫の中」の、計4ケ書に保管されていましたが、ものすごく大事なデータの保管としては、これは足らないのではないでしょうか?

「ノートPC」も「クラウド」も「スマホ」も、「ウィルス感染」とか「乗っ取り」に遭えばイチコロです。
「金庫の中」の金庫にしても、「鍵をかけずに、ちょっと頭のいいやつならすぐに見つけられる場所」に隠しており、これも、セキュリティが甘いです。

天才詐欺師にしても、やることがイマイチな感じがしました。もっと、他のものにバックアップをとっておきべきだったでしょう。デジタルなんですから、いろんな媒体があるはずですし。

ということで、「バックアップの重要性」を痛感させるドラマでした。

写真撮影の世界も、今は、フィルムはなく、すべて「デジタルデータ」となっています。そうなると、「いとも簡単に消せる」ものですから、保管が大事になります。

当事務所では、お客様の写真データは、「最低でもトリプル保管」「場合によっては4重に保管」ということをしています。
危険性の高い「クラウドサービス」は利用していません。

こんなにバックアップをしていても、去年、「突然PCが壊れてしまい、あわてて、買い替えて、データを移動させる際に、1件の写真を消してしまった」ということが発生しました。
もちろん、すでに納品を済ませているので、お客様には迷惑はかかりませんが、「すごく良く撮れた写真だったので、永久保存しよう」と思っていた写真だったので、ショックは大きかったです。

デジタルデータの保管は本当に難しい、と痛感しました。



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ドラマ 相棒 15 9話 「「あとぴん~角田課長の告白」 と Nikon F2

12/7放送の「相棒」は、「写真」がテーマとなる珠玉の人情噺でした。
「暇か?」の角田課長が、中学時代に写真部だったという設定で、そのストーリーには泣かされました。

さて、写真の専門家として、今回の話の感想をいくつか。

「てんもん」が最後に撮影し、今回の重要なアイテムになったのは、NikonのF2フォトミックでした。
うちにもあります。

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残念ながら、テレビなどでカメラが出る時は、いろいろな大人の事情のために、メーカー名部分をテープで隠されるのが慣例となっており、今回も消されてました。
でも、Nikonっていう文字がないと、このカメラの美しさが台無しです。こういう無粋な手法はやめて欲しいと思います。

なお、右京さんが言っていた、「フィルムが入っていた箱の一部を切り取ってカメラに差し込んでおく」というのは、このことです。

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フィルムカメラのほとんどには、こういう、四角い枠があって、ここに差し込むことができるようになっていました。
これがあると、「今、このカメラには何のフィルムが入っているのか?」がわかるため、これを利用します。

(※しかし、学生時代の写真部で、そんなに裕福でない人の場合、箱に入ったフィルムを使わずに、その半額くらいのコストになる、「長巻フィルム」というのを切り分けて使うのが普通なので、その場合は、箱の切れ端はありません。今回の脚本家はそこまでは考えなかったようです。)

その他、彼らが学生時代に使っていたのは、おそらく、外見的にはNikon FEかFMのように見えました。学生がF2のような高級カメラを持つことはないので、まあ、これは正しい描写と言えるでしょう。

てんもんが仁藤に「このお金でカメラとレンズと三脚を買ってきてくれ」(おそらく、レリーズも頼んだでしょう)と札束を渡すシーンがありましたが、あのお金は「30万円くらい」に見えましたが、現在のNikon F2フォトミックの中古相場はそんなに高くないです。
三脚込でも、5万円もあれば十分ではないでしょうか? (アイレベルなら高いのですが)
30万円はちょっとおかしいです。

それから、てんもんが天体写真を撮っている場面。テレビ的にしょうがないのかもしれませんが、あんな明るい場所で天体写真は撮りません。街灯の明かりが写ってしまいますから。
なので、殺人犯がてんもんの姿に気づいて、「おまえ、何を撮ってるんだ!」と殺してしまう、というのは本当ならありえないでしょう。
犯人からてんもんの姿を見ることは真っ暗でできないはずですから。

さらに、この話の重要なキーとなる、「多重露出」写真(右京さんは「合成」という表現をしていましたが)。
Nikon FEやFMの場合、多重露出は簡単にできます。
しかし、そういう写真は、見てすぐに誰でもわかります。
真面目な性格のてんもんが、なんで多重露出機能で撮影したのか? 
すぐにばれてしまうものを、なぜ、わざわざ、コンクールに出したのか?
なぜ、審査員は、合成だとわかっているものを金賞にしたのか?

このへんは理解できません。
専門家でない視聴者が見たら、「ふむふむ、そうなのか」と感心する話かもしれませんが、我々から見ると、脚本家が策に溺れたような印象がします。

でも、写真部を舞台にしたストーリーを作ってもらって、かつ、そこに出てくる人たちが皆「善人」というのは、とても気持ちがほんわかしました。

今回の作品。秀作だと思います。





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大橋巨泉先輩 安らかに

大橋巨泉さんは小学校の先輩でして、昔から身近な存在でした。

今のつまらないテレビ番組の洪水を見ると、大橋巨泉はすごかった、というのを実感します。

今頃、あの世で、永六輔さんと愛川欣也さんとで飲んでるんじゃないかな? 野坂さんもいっしょかな?

ご冥福をお祈りします。

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「松本清張没後20年・ドラマスペシャル 十万分の一の偶然」(再放送)を見て

2時間サスペンスの類に出てくる「カメラマン」という人種は、なんで、あんなに「悪い人」「頭のおかしい人」という設定なんでしょうか?
今回のこのドラマでも、アマチュアカメラマンが犯人なんですが、ほんとひどい奴でした。


ラジコンヘリにカメラ用のストロボをくっつけて、それを高速道路上で飛ばし、ストロボを発光させ、ドライバーの目をくらまし、交通事故を起こさせ、その現場の写真を撮影する。その写真を報道写真コンクールに応募し、審査委員長を買収することで最優秀賞を受賞し、カメラマンとしての栄誉を得る

この犯行がばれそうになると、目撃者のドライバーを毒殺する


設定からして、もう、めちゃくちゃです。

原作とドラマ脚本は随分違うようですし、原作が書かれた80年台(当然、デジカメはなく、フィルカメラ)と、今回のドラマの舞台となった現代(デジカメに変わっている)では、トリックの設定を変えないといけませんが、それにしてもおかしな脚本でした。

○ストロボの発光くらいで、そんな大事故が起きるわけがない
○赤い色にしないといけない意味がわからない。赤フィルターをかけることで光量は4分の1くらいに減少し、驚かす効果は減るのに
○「風が強すぎて、棒が倒れるくらいだった」と説明しているのに、そんな状況下で風に弱いラジコンヘリを飛ばせるわけがない
○「ストロボは持って行かなかった」という証言が重要なファクターになるのだが、現代のデジタル一眼レフは、そのほとんどに、内蔵ストロボがついており、ストロボのことをあれこれ言うのはおかしい
○主人公の友人のカメラマンが、犯行の説明のために、ラジコンを飛ばすいが、ド素人がいきなりラジコンヘリを飛ばせるわけがない。操縦は非常に難しいのに。

などなど、本当にめちゃくちゃな脚本でした。

カメラのこともよくわかっていない人がいい加減なことを書くのはやめて欲しいです。

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ブルーレイという規格は失敗だったのではないか? 要注意

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うちには、ハイビジョンで撮影できるビデオカメラとブルーレイレコーダーがあります。
レコーダーを買ったのは5年前で、この時に、昔録画した大量なVHSビデオとかDVDを、大容量であるブレーレイに移し替える作業を行いました。VHSに関しては当然ですが、DVD5枚がブルーレイ1枚にまとまりますから、本棚を占拠していたスペースがかなり小さくなり、整理ができました。

しかし、当時録画したものを現在見ようとすると、かなりの高頻度で「再生不良」が起きます。
DVDもそこそこ再生不良というのはあったのですが、ブルーレイのほうが発生率が高い気がします。
特に困るのが「画像が乱れる」とか「一部だけ再生できない」というのではなく、「一切再生できない」という状況。デジタル時代ゆえの困った症状です。10時間分のテレビ番組が全部見れなくなるというのは、非常に悲しいことです。

これが、「一生に一度の結婚式の映像」だったらどうでしょうか?
映像制作業者に頼んで再作成を依頼しても、「4年前の原映像は保管してませんね。あきらめてください」と言われます。

このように、ブルーレイという規格は保存性に大きな問題があると思います。
「レコーダーでは再生できるが、PCでは再生できない」(その逆も)という「相性」の問題もよく発生します。
要するに、繊細なメディアと言えると思います。

このため、現在、私は、なにかをブレーレイで保存する場合は、保険の意味もこめて、「まったく同じものをもう1枚焼いておく」ということをしています。
省スペースを期待してブルーレイを買ったのに、これでは意味がありません。

また、ブルーレイディスクは、再生機器に装填してから、認識して再生できるようになるまでに、すごく時間がかかります。
VHSなんか、瞬時に再生できたのに、なんで技術が進歩したのに、こんなにどんくさくなってしまったのでしょうか?

このように、ブルーレイはあまり評判がよくなく、レコーダーの家庭への浸透度もなかなか高くなりません。

知り合いのブライダルビデオの業者に聞いたことがありますが、「ハイビジョン撮影&ブルーレイ納品に対応しているのに、お客さんからの注文は、昔ながらのDVDが多い」とのことです。
画質が悪いとしても、DVDであれば、どの再生機器でも再生できますし、汎用性の高さからもDVDを選ぶのかもしれません。

また、先日撮影させていただいたお客様から聞いたのですが。
「自作プロフィールムービーをブルーレイで作ったのを披露宴会場で上映してもらおうと思ったら、ブルーレイには対応していませんと言われてびっくりした」とのことです。

これ、意外に思われるかもしれませんが、たしかに、多くの結婚式場ではいまだに「ブルーレイ対応」は少ないです。

「スクリーンが横長に対応していない」
「プレーヤーが対応していない」
ってこともあるのですが、お金の問題よりも、「ブルーレイだと再生不良が発生しやすい」という点が大きいと思います。
大事な映像を再生できないのでは意味がありませんから。
それに、液晶テレビではなく、スクリーン上映の場合、「ハイビジョン画質の良さがあまりわからない」というのもあると思います。
また、一般的なPCの性能ではハイビジョンでの映像制作は難しいということもあり、従来のスタンダード画質で自作プロフィールムービーを作る人が多いです。
こういった状態では、式場側もブルーレイ対応にはなかなかしにくいのかもしれません。

映像業者の中には「4Kで作ります」とアピールしているところもありますが、これもなかなか一般の人に受け入れてもらうのは、難しいのではないでしょうか?
まあ、業者側からしたら、「きれいな映像ですから、料金は高くなりますよ」と利益を上げることができるので、こういう新技術に飛びつきたい気持ちもありますが、「3年後に見ようとしたら見れなかった」といったほうが、画質の差よりも重要だと思います。
それに、プロのスナップ撮影を頼んであれば、そこで高精細できれいな写真画像は残せます。ビデオに期待するのは「音」のほうが重要かもしれません。お客様は「絵」のほうにばかりこだわって「音」にこだわる人は少ないのですが、「音」を重視する業者を選択することは大事だと思います。
(例:新郎新婦にお色直し中座中に、歓談中のゲストに対して「新郎新婦へのお祝いの一言をお願いします」とビデオカメラマンがインタビューすることがありますが、この場面は、「すごくざわざわしていて周囲がうるさい」「食器の音などがカチンカチンいって音声がそれに消される」という、音の録音に関しては非常に厳しい条件です。そういう時に、きれいに大きく、お祝いの言葉を録音しようと対処しているか、というのも、その業者の良心が判別されるところで、大事です)

とにかく、ブルーレイは失敗作だったと私は思います。





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